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マンション総合EXPO2022関西 会場案内

 「マンション総合EXPO2022」が、11月9日(水)・10日(木)の2日間、インテックス大阪2号館にて開催されました。今までは東京ビッグサイトでしか開催されていなかったのですが、関西では今回が初めてです。私も10日の日に会場に足を運びました。

 会場は、以下の5つのコンセプトで分かれていました。
*大阪・関西万博 開催支援EXPO
*住宅ビジネスフェア
*非住宅 木造建築フェア
*マンション総合EXPO
*賃貸物件・アパートEXPO

 「非住宅 木造建築フェア」では木造の高層建築に関連した会社が出店しており、特に木造建築のネジに関する会社が多かったように思います。また、大林組のブースでは、日本初の11階建て高層純木造耐火建築物の施工例や万博のシンボルである純木造建築・大屋根リングの施工計画等が展示されていました。担当者の方にお聞きすると、高層純木造耐火建築物は採算度外視の将来を見据えた試験的建築物で、建築費用等を考えると純木造分譲マンションが建築されるのはまだまだ先のようです。

 
 「住宅ビジネスフェア」では気になったブースがありました。株式会社「助太刀」で、建設業界において仕事が欲しい人と仕事を出したい人を、職種を絞った上でマッチングする会社です。現在、76職種18万人が登録しており、さらに仲間や事業の幅を拡大していきたいとの事でした。

 
 最後に、「マンション総合EXPO」ですが、ほとんどが人材不足に対する提案ブースでした。パナソニック株式会社エレクトリックワークス社エナジーの「モバカン」、株式会社JBSの「ジニアス」、株式会社ネオスの「管理システム」、株式会社うぇるねすの「DX管理員」などです。
 「モバカン」はマンションのIoT化サービスでマンションの効率化・省人化を図る提案で、「ジニアス」は、リモート管理人でいつでも居住様の相談や問い合わせに対応し、管理会社の人材不足を解消できるという提案です。そして「DX管理員」は、管理会社と提携して行う管理員代行依頼システムです。それぞれの事業はまだまだ軌道に乗っていないようで、管理会社に提案して業務拡大を目指している道半ばのように感じました。

 遠い将来、話せて住民に対応できるロボット管理人の提案が、この「マンション総合EXPO」でなされる時が来るのかもしれません。

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