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損害保険会社の保険金認定に関するランキング

 少し面白いデーターが紹介されていましたので、皆様にも紹介したいと思います。
 それは、火災保険や地震保険の保険金請求の際に高い金額で認定してもらえる損害保険会社のランキングと、認定してもらえる割合が高い損害保険会社のランキングです。
 このランキングは、株式会社ミエルモという「火災申請サポート」というサービスを行っている会社が、2020年3月から同年11月までの1,238件の火災保険、地震保険の申請結果から、損害保険会社ごとの認定率、認定金額の調査を実施した結果から割り出した数字によるものです。
 ここで、「火災申請サポート」はどのようなものなのかですが、ミエルモのHPによりますと、建物の無料調査を行って、自然災害による被害の可能性が高いと思われる被害であった場合に、保険会社から保険金の受取がされるまでを一括サポートするサービスのようで、ミエルモは、申請者に支払われた保険金の一部を成功報酬として受け取っています。

 それでは、まず高額認定のランキングは以下のとおりです。
1位:楽天損保
2位:日新火災
3位:セコム損保
4位:東京海上日動
5位:あいおいニッセイ同和損保
6位:三井住友海上
7位:AIG損保
8位:損保ジャパン
9位:SBI損保
10位:共栄火災

 次に、認定率が高いランキングは以下のとおりです。
1位:SBI損保
2位:東京海上日動
3位:日新火災
4位:セコム損保
5位:あいおいニッセイ同和損保
6位:三井住友海上
7位:楽天損保
8位:共栄火災
9位:損保ジャパン
10位:AIG損保

 もう1つ、認定が0円になる確率が高いランキングもありました。
1位:AIG損保
2位:損保ジャパン(ここまでが30%以上)
3位:共栄火災
4位:楽天損保
5位:三井住友海上
6位:あいおいニッセイ同和損保
7位:セコム損保
8位:日新火災
9位:日新火災
10位:SBI損保

 最後に、火災保険申請で否認される理由のベスト5も公表しており、想像していたとおり、圧倒的に多いのが「経年劣化」と判断されるケースのようです。
1位:経年劣化と判断されるケース
2位:保険加入前からの被害とされるケース
3位:加入している補償と被害が相違したケース
4位:軽微な被害で直す必要なしとされるケース
5位:免責金額に被害額が届かないケース

 このランキングは、損害保険会社を比較検討される場合の1つの参考資料程度に考えてもらえればと思います。ただし、このランキングは、マンションに特化したものでありませんのでご注意下さい。

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