横浜傾斜マンション “全棟建て替え”正式決定
横浜市都築区のマンションの一部の棟で傾きが見つかった問題で、マンション管理組合は19日午前10時から集会を開き、傾いている1棟を含む4棟すべての棟で建て替え工事を行うことを決議しました。集会には400人以上の区分所有者が参加し、事前に提出された議決権行使書も含めて集計した結果、区分所有者総数635のうち633、総議決権数711のうち709の賛成で、それぞれ5分の4以上の賛成がありましたが、2名の区分所有者の方は反対されていたことになります。
マンションを巡っては、昨年10月に横浜市が旭化成建材のくい打ちデータ改ざん問題を公表し、事業主の三井不動産レジデンシャルが同月、全棟建て替えを提案し、今年2月の管理組合の総会で賛成の方針が確認されていました。 横浜市や管理組合によると、建て替え工事は来年夏までには始まり、2020年秋頃に完成する予定で、2020年冬までの入居を目指すそうです。