管理組合の通帳 現物で残高確認を!
昨年末のトピックス「今年のマンション関連10ニュース」でご紹介しました、「株式会社ビケンテクノにおける管理組合財産の着服」に関しての記事が、本日の日本経済新聞に掲載されていましたので、ご覧いただければと思います。
被害額は9億円超で、過去最大級の管理組合財産の横領となった事件です。管理会社の担当社員による、決してあってはならない不正で起きてしまったことですが、通帳と印鑑を担当者に安易に預けていたこと、そして現物の通帳を長い間確認していなかった管理組合様にも落ち度があったことは否めません。
最低でも年1回、できれば2回は、通帳のコピーではなく現物の通帳で残高を確認するようにしていただき、自分たちの財産は自分たちで守っていただきたいと思います。
日本経済新聞記事
「狙われたマンション修繕積立金、管理委託に潜むリスク」