アジャスト分譲マンション
家族構成やライフスタイルに応じて住居の形を調整(アジャスト)できるマンションが登場し、大東建託が先行案内を開始した。
住居の一部を第三者に貸し出せるタイプの分譲マンションで、通常の2LDKマンションに専用玄関や台所を備えた1Kの部屋を1~2個組み合わせた間取りになっている。たとえば子供が一人居る家族3人の場合には、メインスペース(2LDK)とアジャストスペース(1K)1つを自分たちで使用し、残りの1つのアジャストスペースを賃貸する。3世代同居の場合は全ての居室を使用し、また夫婦2人の場合はメインスペースを夫婦で使用し、残りの2つのアジャストスペースを誰かに賃貸する。
このようにライフステージごとに使い方を変えられるのが、今回のマンションの特長である。マンションの所有者は、使用しない部屋が発生した場合、賃貸物件として活用するのである。誰かが借りてくれるのを待つのではなく、大東建託グループが部屋を借り上げてくれるので、空室の不安や入居者募集・入居後の管理などに伴う煩わしさもなく、賃料収入によって実質的なローン支払総額の軽減メリットがある。ただしアジャストスペースの部屋が1Kであることから、借りてはたぶん独り身の方だと思われ、風紀上、防犯上の様々な問題が起きる可能性があり、賃貸条件をある程度厳格なものにしなければならないだろう。
【物件の概要】
ジグゼ湘南平塚(JR東海道線「平塚駅」徒歩6分)
2014年10月末完成予定
総戸数47戸(店舗・事務所3戸を含む)