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大規模修繕工事市場の今後

株式会社マンションデータサービスの調査結果(12~13年周期とし、首都圏にある5万超の分譲マンションを分析)によると、マンションの大規模修繕工事対象ストックのうち、第3回目の大規模修繕工事が必要となるマンションが今後急増し、1回目、2回目のマンションよりも多くなり、6年後には最大シェアになるようである。
大規模修繕工事の対象総数は、現時点では17,353件で、3年後には18,251件、そして6年後には19,955件と微増していく。6年後に第1回目の対象となるマンションは、リーマンショック直前の物件が主で27%減となり、同じく6年後に第2回目の対象となるマンションは、バブル後の第7次ブームの頃の物件になるので約12%増となる。そして6年後に第3回目の対象となるマンションは、オイルショック後の第4次ブームで建設された物件なので、なんと247%の大幅増加する見込み。
6年後のそれぞれの対象物件数は
第1回目   6,230件 (8,651件)
第2回目   6,414件 (5,746件)
第3回目   7,311件 (2,956件) ・・・ 資料のS53~S57に建設された物件
 ( )内の数字はH13年1月時点の数字
現状では大規模修繕工事市場は第1回目の対象物件が中心であるが、今後は第3回目の対象物件が最も大きなウェートを占めることになるようだ。

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