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マンション管理士事務所JU

電力一括購入+各戸スマートメーターで電気代削減

マンション市場では、省エネを軸にした競争が熾烈になってきている。大手の長谷工コーポレーションは、新築だけでなく既存の分譲マンションに次のような省エネサービスを年内にも開始する。それは今までの各家庭が電力会社から戸別で電気を購入する契約をやめて、マンション1棟ごとに割安な高圧電力を長谷工コーポレーションの子会社である長谷工アネシス(東京都港区)が一括購入して、それを低圧電力に変えて各戸に配分する。これでまずは5%が削除できることになる。そして時間帯別料金制度等を採用して割安な深夜電力の利用を増やすことにより、先ほどの削除分5%と合わせて最大15%ぐらい電気代を削減できる見通し。またスマートメーター(米ゼネラル・エレクトリック社)で各戸の電力使用状況をリアルタイムで把握し、各戸入居者のパソコンやスマートフォンで電気使用量および電気代が見れるようにして節電も促し、さらに電気代の削減につなげる。この新サービスは新築分譲マンションでは年1万戸、既存マンションでは年4万戸強のペースで導入していくとのこと
※ スマートメーター(次世代電力計)
光ファイバーや無線などにつないで通信機能を持たせた電子式電力計。オフィスや家庭の電力消費状況をリアルタイムに把握できる。電力会社の検針業務が自動化できるメリットもある。欧米導入が先行しており、日本では関西電力などが実証試験で一部利用者宅へ導入を始めた。東日本大震災による原発事故に伴う電力不足もあり導入による節電効果が期待されている。

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