2011年 10大ニュース
今年もあと10日ほどになりましたが、3月11日の東日本大震災は、あらゆる方面に多大な影響を与えました。マンション業界でも、地震への対策が見直されることとなり、今まで以上の危機管理と、住民間のコミュニティ形成のさらなる重要性が浮き彫りになりました。
マンション業界における、今年一年を振り返ってみたいと思います。
≪マンション管理新聞が選ぶ2011年10大ニュース≫
1、東日本大震災 多方面で被害
2、管理組合・管理会社に省エネ機運
3、標準管理規約改正
4、積立金算出ガイドライン策定
5、区分所有関係解消で議論
6、東京都が耐震化推進へ条例制定
7、第3者管理、実現に現実味
8、施行不具合で建て替え
9、大規模修繕で表彰制度開始
10、組合資金横領 最高額を更新
11月に仙台を訪れる機会があり、地震の被害が多かった仙台市泉区の八乙女駅周辺を歩いてみました。地震発生後8か月経った頃でしたが、あちらこちらのマンションで大なり小なりの
改修工事が行われておりました。大がかりな改修工事を行っているマンションでは、ほとんどの住民が仮住まいされているようで、住み慣れたマンションでの年越しはできそうもありません。1日も早く戻られることができますようにと、願うしかありませんでした。
来年は、明るい話題一杯のマンション業界であることを望みます。そしてその一役を、当事務所が担えればと思っております。