日管連 ADR認証申請に向けてスタートする
一般社団法人 日本マンション管理士会連合会は12月9日、ADR(裁判外紛争解決手続)認証申請に向けて、認証申請の前段階に当たる「事前相談」の手続きを行った。すぐに認証申請とはいかず、半年はかかるようであるが、実質的スタートの第一歩を踏み出しと言える。調停員候補はマンション管理士とするが人数は未定で、弁護士の関与形式は現場にいなくても進行可能な「助言タイプ」とする方針である。認証されれば、マンションに関する紛争では2団体目となる。
≪2011年日管連5大ニュース≫
1、東日本大震災 復興へ提言
・ マンションの特性に応じた被災判定基準
・ 非常時における多数決による区分所有関係解消可能な法的手当て
2、管理士賠償責任保険を導入
・ 保険金支払い対象業務は、マンション管理適正化法で規定する「助言・
指導」等の、管理士として行う業務
・ 支払われる費用は、業務に起因する損害賠償金や訴訟費用
・ 引き受け保険会社は、損保ジャパン
3、ADR認証申請に向けてスタート
4、国の補助事業に3年連続で採択
・ マンション管理士タイプの第三者管理方式の実践
・ セミナー付き無料相談会の開催
・ 会員管理士会で分担する無料電話・派遣相談事業の開始
5、ロゴマークを団体商標登録
・ 今年2月、団体商標として特許局に登録
・ 中央の四角がマンションで、ハートでマンションを支えるイメージ