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子供の転落死が後を絶ちません

 今月13日、大阪市北区のマンションで4歳の女の子がベランダから転落して死亡しました。また、その翌日には熊本市中央区のマンションで11歳の男の子が、やはりベランダから転落して死亡しています。マンションのベランダからの子供の転落死が本当に後を絶ちません。
 大阪のマンションの方は、家の中で走り回っていた女の子が母親の目が届かなった隙間に、ベランダの手摺近くに置いてあった木製の椅子に登り、約130㎝のベランダの手摺を乗り越えてしまったようです。女の子は手摺から離れた場所に置いてあった椅子を動かしたみたいです。
 夏場は暑くて窓を開放することが多いため、子供の転落死が7月から10月までに集中して発生していますので、この時期は換気などのため窓を開けたままの部屋で、子どもだけで遊ばせないように注意して下さい。そして、ベランダや窓の近くに子供がよじ登れる物や家具を絶対に置かない、子供の手が届かないところに補助錠を付けることを徹底してもらいたいと思います。
 この事は何度もお伝えしていますが、管理組合様の方でも、総会や住民説明会などの機会あるごとに、小さなお子様をお持ちの組合員様、居住者の皆様に注意喚起を行っていただきたいと思います。

◎コラム
 ・窓やベランダからの子どもの転落事故に関する注意喚起について 消費者庁
 ・子供の転落事故が増える季節に

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