アスベストに関する注意喚起文
厚生労働省労働基準局からマンション管理センターに注意喚起の依頼案内がされましたので、お知らせいたします。
注意喚起の内容は「過去に製造販売されていた製品の一部に石綿の含有が確認された事案について」で、アスベストに関わる事案です。管理組合様にとっても、改修工事に際して重要な内容で知っておいていただきたいと思いますので、簡単に説明させていただきます。
旭化成建材株式会社が耐火認定を受けた外壁用耐火材に使用された耐火接着剤「へーベルボンド(1971年~1996年)」と「ライトボンド(1984年~1996年)」に石綿が3%含まれていたことが判明したので、建築物等の解体又は改修の作業においては、次のようなばく露防止対策を講じるようにとのことです。
・事前調査等で上記接着剤が使用されている場合には、関係法令に基づいて必要なばく露防止対策を講じること。
・調査を行っても石綿の有無を判断できない場合には、分析調査を実施するか又は石綿があるものとみなして対応する必要がある。
・過去に上記耐火接着剤が使用された建築物等の解体・改修作業に従事した労働者は、石綿にばく露している可能性があるため、労働者から問い合わせがあった場合には、旭化成建材株式会社の公式ウェブサイトに相談すること。
・事前調査の実施の際には、書面調査と現地の目視調査を行うこと。また、解体や改修工事の作業に係る建築物等の全ての部分、内装仕上げ材の内側や下地等のように外観からでは直接確認できない部分についても調査すること。
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アスベストに関する注意喚起文