ＮＴＴドコモからお詫びの発表
ＮＴＴドコモが提供している「ドコモ光マンションタイプ（VDSL方式またはLAN配線方式）」を利用する一部の顧客に、誤った請求をしてしまったことを、ＮＴＴドコモが１１月１６日に公表しました。
ドコモ光の開通工事には派遣工事と無派遣工事があるのですが、無派遣工事は、作業効率向上の為に工事業者を派遣せずに、お客様（利用者）が機器を接続し、ＮＴＴドコモ側で遠隔で行う工事で、工事費用も安くなります。この無派遣工事による開通で、マンション内共有部分の断線など、ユーザーに起因しない理由でドコモ光を利用できない期間が発生した場合には、ＮＴＴドコモは開通工事日から利用開始期間の基本使用料などを返還しています。ところが、ＮＴＴ東日本およびＮＴＴ西日本からドコモへの工事情報の連絡漏れがあったために、料金が返還できていないことが判明しました。そこで、この度のＮＴＴドコモのお詫びの発表となりました。
対象となるのは、ドコモ光のサービスを開始した２０１５年3月から２０１８年6月までに利用していた顧客９３３件で、返還総額は約２００万円だそうです。返還の対象となるサービスは、ドコモ光、ドコモ光電話、ドコモ光電話の付加機能、ネットトータルサポート、光ルーターセキュリティ、ドコモ光電話対応無線LANルーター、追加無線LANカード、光リモートサポート、ユニバーサルサービス料です。
関西・四国エリアの一部の顧客については、NTT西日本で当該工事情報の把握が困難なため、顧客からの申告がないと対応できないとのことですので、関西・四国エリアの方で、開通工事日からサービスを利用できない期間が発生したことについて、心当たりのある方は、料金返還問い合わせ窓口（電話番号：0120-930-573、受付時間：午前9時30分から午後8時30分、土日祝日を含む、ただし年末年始を除く）に連絡してみてください。管理会社からも通知があると思いますが、無派遣工事で開通したと思われる管理組合様は、掲示板等でこのＮＴＴドコモの発表をインフォメーションしていただければと思います。